節約を頑張りすぎると失敗する
節約とは普段使っているお金を今より少なくするということです。少なくした分だけ得ていた【もの】や【サービス】が少なくなるので最初は不便を感じます。
大きく節約するということはそれだけ大きな不便を味わうことになるのでそれを続けていくことが難しくなります。
おすすめは小さく初めてながーく続ける、習慣化させることができれば何の苦も無く、当たり前のこととして継続できるのです。
小さくはじめるのにおすすめの節約をご紹介します。
お気に入りの水筒を持ち歩く
節約の定番中の定番ですが効果は絶大です。外出先での飲料代やカフェ代は月々に換算すると想像以上にかかっていることが多いです。例えば週5日の出勤日に1日に3回、自動販売機で180円の飲み物を購入した場合は、5日間×3本×180円=2700円になります。それを4週間なので1ヶ月で10800円ものお金を使っていることになります。カフェを利用する方はもっと高額になりますし、コンビニコーヒーでついでにお菓子なども購入してしまう方も多いと思います。
その飲み物が好きで満足して飲んでいるのならいいのですが、喉を潤すためや、休憩時の習慣になっているから購入してしまう方は節約できるチャンスです。
まずは500ml程度の水筒を購入しましょう。私が長年使っている水筒はナルゲンボトルというシンプルな水筒です。シンプルなことが重要です。パッキンや蓋が複数パーツからできているものは洗う手間が増えますし破損しやすいことが多いです。ナルゲンボトルは保冷も保温性能もなく、スクリューキャップとボトルだけという簡素なものですが水漏れの心配はなく、頑丈、洗う手間が少なくお気に入りの水筒です。持ち歩くのは水と決めているので帰宅後に食洗機にいれるだけです。もう5年以上同じものをアウトドアで山や川、スポーツジム、職場へと使い倒していますが壊れる気配はありません。
自分のお気に入りのシンプルな水筒を見つければ楽しく効果的な節約ができますよ。
朝のルーティンの中にいれる
朝起きたら
トイレへ行く、うがいをする、水を1杯飲む、カーテンを開ける、朝食の用意、など大体毎朝のルーティンがみなさんあると思いますがその中に組み込んでしまうのが一番です。
毎日数百円程度の節約習慣は続けていくことに意味があります。今までなかった習慣を組み込むには朝の時間を少し使わなければいけません。みなさん忙しくて水筒を準備することを手間に感じると続けるのは難しくなります。
ではどうするかですが準備の手間を極力少なくすることをおすすめします。私の場合は、
- 水筒に水を入れる
- バッグに入れる
これだけです。10秒程度なので手間に感じたことはありません。
水筒にいれる飲み物をお茶にしたりコーヒーにしたりするとお金と時間、両方のコストが増えます。それでも持っていきたいと思えるなら自分の好きなものを持っていってください。最初はとにかく習慣化させることが大事です。3週間続けていただければ習慣になり、持っていかないほうがストレスになってきます。これは身につけたい習慣がある人は知っておいてほしい知識ですがインキュベートの法則というものがあります。
インキュベートの法則とは、行動心理学で「新たに習慣にしたいことを21日間続ければ、それが定着する」というものです。
この法則では、最初は意識していた行動(顕在意識)が無意識の行動(潜在意識)になり、習慣化されるという考え方です。日数についてはさまざまな説がありますが、何かを一定期間繰り返していると、いつの間にか自分の生活の一部になるという考え方は共通しています。
成果をはっきりと確認する
今までコンビニや自販機で浪費してしまっていた金額をいくら節約できたのか。これを自分でしっかりと確認するとモチベーションの維持に繋がります。
こういった時にいくら節約できたのかすぐにわかるのが家計簿アプリです。他記事(家計簿アプリ【マネーフォワードME】を活用して、使っているお金を確認する。)でも紹介していますがMoney Forward MEは必ず使用することをおすすめします。
逆に目には見えない成果も知っておいてほしいのですが、水筒が手元にあることによって自販機に行き飲み物を買う手間と時間、コンビニまで行き飲み物を選ぶ手間と時間。
時間の節約にもなっているはずです。1日たった5分だったとしても10日で50分、1年で30時間以上です。ちょっと衝撃的じゃないですか?
こんなふうに習慣に組み込みやすく自分が心地良いやり方で続けていき成果を確認しさらに続けていく。節約が成功すれば自己肯定感もあがりますし、楽しいと思える節約も多いです。無理せずに浪費を抑え、楽しく暮らしていきましょう。
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